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AI、スマホで健康管理/サントリー食品

投稿日:2018年9月10日

左からTHF田中喜代次社長、サントリー食品沖中執行役員、FⅰNC溝口勇児社長

サントリー食品インターナショナルは飲料を通じて健康寿命延伸を目指す「100年ライフ プロジェクト」を9月から始動。外部専門機関との協業、特定保健用食品(トクホ)の「伊右衛門 特茶」を活用した取り組みを推進する。

日本は平均寿命が延び〝人生100年時代〟と呼ばれる一方、肥満や糖尿病、認知症といった生活習慣に起因する疾病の罹患者の増加が予想され健康寿命の延伸が社会課題として顕在化している。そこで同社は「健康で、前向きに、自分らしく生き続けたい」と願う生活者に寄り添える企業でありたい―との想いから中長期的な社会課題解決ミッションとして「100年ライフ プロジェクト」を展開する。
主な活動は3つ。1つ目は生活習慣病の発症予防等、飲料が果たす社会課題解決への可能性追究を目的に、外部専門機関と取り組む。疫学研究の世界的権威「久山町研究」を推進する九州大学との共同研究、弘前大学COI拠点における共同研究講座「ウォーターヘルスサイエンス講座」を開設する。

2つ目は生活習慣病対策飲料の開発、ポートフォリオの強化。外部専門機関との研究で得られた知見を参照し、サントリー食品でのさらなる研究開発活動により従来のトクホ商品に加え、2019年以降、脂肪対策に限らない領域の商品開発・発売を検討する。

3つ目は新サービス「特茶プログラム」。AI(人口知能)を活用した予防ヘルスケアをアプリで提案するFⅰNC社と、健康支援コンサルティングのTHF社とともに食事や運動といった健康行動の継続を特茶でサポート。特茶ユーザーが感じる「特茶を飲むことが、運動や食事管理などの健康行動のきっかけや継続モチベーションになっている」ことに着目し、〝食事・運動・特茶を組み合わせ、ムリなく日々の習慣を変えていく〟ことを提案する。

プログラムは2つのコースを用意。「特茶スマートアプリ×FⅰNC」コースは特茶1本を購入し応募すると、AIを活用した理想的な健康行動サイクルを提案してくれる専用アプリが先着100万人に当たる。「特茶プレミアムコーチング」コースは特茶30本を購入し応募すると「スターターキット」(特茶3、体組成計、運動シューズ割引券)の提供とともにTHF社の協力により、パーソナルトレーナーが各自の目標や健康状態に合わせたベストプランを立ててくれるサポートプログラムが抽選で500人に当たる。

9月3日には都内でサントリー食品の沖中直人執行役員戦略企画部長が会見。「人の身体は約60%が水分でできており、飲料メーカーの健康に対する社会的責任は非常に大きい。『人間らしくやりたいナ』をスローガンに身体と心の健康維持に貢献できる飲料、サービスを開発したい」と意気込みを語った。

2018年9月10日付

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