THE FOOD WEEKLY

TOP NEWS 健康・栄養 飲料 小売

健康寿命延伸で協業/カゴメ×ローソン

投稿日:2018年6月15日

トマトジュースと牛乳で新提案

ローソンはカゴメの高リコピントマトを使用したサンドイッチやおにぎり等の商品10品を6月12日(一部5月29日)から発売。同時にトマトジュースと牛乳を一緒に飲む提案を開始した。

両者は6月8日、東京のホテルオークラで会見し詳細を説明した。両者は「食を通じた健康寿命の延伸」を事業活動の柱に掲げる。抗酸化作用に優れたリコピンを多く含む「高リコピントマト(約1.5倍含有)」が朝昼夕の食シーンで手軽に摂取できる取り組みを開始する。カゴメの寺田直行社長=写真中央㊧、ローソンの竹増貞信社長=写真中央㊨=がそれぞれの狙いを語った。
カゴメは国内の緑黄色野菜消費量(1371万t)の17%、56.7万tを供給する。しかし、日本人の野菜摂取量は現状276.5g。厚労省は350g以上の摂取を推奨しており、様々な取り組みを通じて「日本の野菜不足をゼロにしたい。サラダだけでは目標量は摂れない」と寺田社長。トマトは世界で最も生産量の多い野菜だが、日本での一人当たり年間消費量は10㎏程度で、世界平均の18㎏を下回る。カゴメは世界に1万種あるトマトの種類の内、約7500種を保有する。サラダ以外のソースや具材、飲料など幅広い摂り方で消費は拡大できる(寺田社長)との考え方だ。
一方、ローソンの竹増社長は「人生100年時代に突入し、医療費負担増が問題視されている」と指摘。2012年のブランパン発売から、ナチュラルローソン菓子、グリーンスムージー。そして今年は「赤のまぜまぜサラダ」「緑のまぜまぜサラダ」を発売。健康訴求型商品の売上高は3000億円(食品全体の3割)に達し、今年度3500億円(同35%)、19年度には3800億円を目指す。
ローソンはカゴメの高リコピントマトを使用した商品を15年から販売してきた。今年は朝、昼、夕の食シーンで気軽に摂取できる新商品10品を発売するとともに、トマトジュースと牛乳を一緒に飲む提案を売り場で始める。リコピンは油脂や牛乳と同時摂取することで吸収率を高めることができる。7月24日からはマチカフェシリーズ「アイスミルク」(税込150円)を発売。消費者には一緒に飲む時のトッピングアイデアも募る。ミネラルやビタミンも豊富な高リコピントマトと牛乳の同時摂取で夏バテ対策にも繋がる。
6月12日から発売する商品はサンドイッチ、おにぎり、オムライス、サラダ、弁当、パスタ、ロールキャベツ、ジュースの8品。5月29日にはご飯、「カゴメ高リコピントマト」(税込298円)の販売も開始している。

高リコピン商品を含めたバランス食の提案

2018年6月18日付

-TOP NEWS, 健康・栄養, 飲料, 小売

Copyright© フードウイークリーWEB|週刊食品 , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.