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春季展示会を開催/日本アクセス

投稿日:2018年1月22日

幹線物流で北海道盛上げ

日本アクセスは1月17・18日の2日間、さいたまスーパーアリーナで「春季Foodconvention2018」を開催。得意先、仕入先関係者約1万1000人が来場した。メインテーマ「ACCESS REBORN~未知なる『豊かさ』を食卓へ~」は継続し、サブテーマに〝真価〟を掲げた。メーカーは前回並みの約600社が出展した。 最も注目を集めたのが北海道と関東を結ぶ幹線物流を活用した北海道物産の拡充だ。今年は北海道命名150周年という節目の年に際し、ロゴ入り商品の発売や、ラーメン、ヨーグルト、スイーツ、米・グラノーラ、肉など多彩な商品を展示、試飲試食を交えアピールした。
アクセスブランド「Delcy」「miwabi」の新商品紹介、乾物・乾麺では卸としては初の漁協と取り組んだ「佐賀海苔味付のり卓上タイプ」、関西で人気の出石そばを商品化した留型商品の強化。注目の酒類ではチルド生酒留型商品の拡充を進めた。
好調のチルド分野では洋日配でスムージー、発酵乳の提案。和日配では毎月29日を「ふくの日」とした和菓子のPR。フローズンでは冷凍食品を活用した「料理が楽しくなる食卓」をレシピ動画で訴求した。生鮮関連ではフォトジェニックを意識した売り場提案。デリカは管理栄養士監修の商品開発をさらに進めた。
恒例のMart企画では新商品グランプリとバイヤーズグランプリを今年も実施。全国の支店が推奨する商品を集めた「諸国逸品」企画など今年も盛りだくさんの内容となった。
開催初日の会見で、亀岡正彦取締役専務執行役員東日本営業部門長=写真=が2018年の展望と今期業績をコメント。「取り巻く環境が大きく変わる一年。パラダイムシフトを実感する年になる」と指摘し、働き方改革や少子高齢化、AI・IoT進化による産業構造の変化がよりスピード感を持って変わる年になると語る。
さらに当面の課題として「コストアップとの戦いになる」と警戒感を示した。小売業は人手不足による人件費の上昇。製造業も原材料相場の上昇や燃料費、人件費も上昇し製造コストが上がっている。卸もドライバー不足、倉庫作業員不足による物流費高騰が続き、製配販三層がコストアップに直面している。
小売業界はオーバーストアによる業界の垣根を越えた競争が益々厳しくなる。コストアップ分は単純に価格転嫁できる訳ではなく、今まで以上に製配販で知恵を出し合って無駄を省き、物流効率を上げ、付加価値のある商品を販売することが必要になる。今まで以上にメーカーと一緒になって付加価値ある商品を、得意先を通じて消費者に提供する必要がある。
また今期は第六次中期経営計画の最終年度。亀岡専務は「その最終回の展示会でもあり〝蛻変〟でき成虫になって、進化できたかが問われる」と語る。4―12月の東日本営業部門の業績は前年同期比100.2%の微増収。内訳は冷凍食品が104.1%、乳製品が103.8%、洋日配が101.3%。その他がマイナスという売上面では厳しい状況にある。
また、第6次中計で取り組んだ「収益基盤の回復」「物流基盤の再構築」「人材・風土改革」についてもコメント。収益基盤の回復では商品軸から得意先軸へ管理方法を変えたことにより収益管理を可視化することで効果が出始めている。物流基盤の再構築は一昨年11月にスタートした北海道から関東への幹線便が順調に推移し、得意先からも高い評価を得ている。今年が北海道命名150周年ということもあり、北海道産品の拡販を今まで以上に注力する。物流拠点の再構築では、青森、宮城、三重で拠点の統合、また一部チルドの新設などを予定通り進める。=写真は賑わいを見せた北海道物産展

2018年1月22日付

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