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なんば店をセントラルスクエアに業態転換/ライフコーポレーション

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最新MDで「こだわり」と「日常」の二極化に対応

ジュースバーを導入

ライフコーポレーションは12月1日、旧・ライフなんば店を「セントラルスクエアなんば店」として改装オープンした。対面のジュースバーの導入や世界各国のナチュラルチーズを対面販売する「CHEESE HOUSE」を新設。さらに食品レジを増設し、ベーカリー専用レジをセミセルフレジに変更するなどサービス向上を図る。

2009年のオープンから9年が経過、当時は最先端の都心型店舗も、環境変化の著しい同エリアにおいて需要対応が難しくなっていた。店舗周辺はマンションやホテル、オフィスビルが大幅に増加し高所得層が増えたことで、一般的なライフ店舗にはない高級志向の商品が求められる傾向が見られる。この改装を機にセントラルスクエア業態に転換し、最新MDの導入による「こだわり層」「通常買い」の二極化の対応と、新規顧客を取り込む。

これまで通常買いの需要には対応できているものの、高級志向に向けたMD不足のため、足元商圏の顧客は百貨店などと同店舗を併用する傾向が見られた。また、大阪の中でもインバウンド需要の高いエリアながら、現状はこの獲得にも至っていない。

これらの対応策として農産では目玉にジュースバーを設置、さらに和歌山産の新鮮な青果や有機農産物の「ライフナチュラル」コーナーを展開。また、村上農園のマイクロハーブも種類豊富に品揃え。取り組みアイテムで人気の焼き芋提案も行う。水産では大阪中央市場と徳島市場から揃えた鮮魚を対面で調理提案。寿司、海鮮丼、焼魚、煮魚も充実。畜産は佐賀牛や宮崎牛など、同業態ならではのこだわり品を展開。

また、店内加工のローストビーフコーナーではオードブルセットなどを提案。惣菜は人気の「おかずバイキング」や、具だくさんの極太巻きなど見た目にもインパクトのあるメニューを揃え、ごちそうメニューとして中華やフライのオードブルセットを用意。IBでは具材たっぷりのサンドイッチ・バーガー類を充実した。

加食では「CHEESE HOUSE」を新規導入。さらに注文を受けてから専用マシーンで作る出来立てのナッツバターを提供。少人数世帯向けに飲料、ヨーグルト、菓子類の小容量品を幅広く品揃え。フリーズドライ、レンジアップなど簡単・時短商品も強化。ご当地土産の品揃えには、「enfant(アンファン)」のスイーツやコカ・コーラのご当地デザインボトルなどを訴求。同社のナチュラルSM業態「ビオラル」商材も導入した。

周辺は2km圏内に同社店舗が7店舗と、ドミナントを構築するが、競合も多く足元500m圏内にコーヨー灘波湊町店、スーパーオオカワ桜川店、大阪髙島屋、いかりスーパー南海なんば店などが出店する。また、客単価は低いエリアだが、他の店舗とは段違いの客数が見込まれる。同社では改装前と比べ108%の伸長を見込む。

【セントラルスクエアなんば店概要】所在地/〒556-0017浪速区湊町1-2-3▽電話/03-6634-0300▽構造/鉄骨造、地上31階、地下1階、売場地下1階、駐車場4~6階(270台)▽店長/松井康至▽売上構成比(%)/農産12.3、水産5.5、畜産7.9、惣菜15.0、IB3.2、日配17.1、加食27.3(うち菓子6.5)、生関11.6、衣料0.1、テナント4.1

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