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関西 健康・栄養

滋賀で産官学連携進む/カゴメ

投稿日:2018年12月3日

湖南農業高考案ハンバーグ

味噌とトマトがマッチしたソースが決めて。地元野菜・愛彩菜のサラダも

カゴメは11月25日に琵琶湖博物館内のレストラン「にほのうみ」で、滋賀県立湖南農業高校と協働で開発した新メニュー「愛菜ハンバーグ~トマ味噌仕立て~」(税込1080円)を発表。27日から販売を行っている。

同社は今年4月に滋賀県と包括的連携協定を締結し、「びわ湖カレー」を開発。第2弾の新メニューは湖南農業高校が製造・販売する米味噌「湖農味噌」、滋賀県草津産野菜「愛彩菜」とカゴメトマトソースを使用。地元野菜を美味しく食べて健康に―の想いを込めて「愛菜ハンバーグ」と名付けた。

湖南農業高校の生徒達はカゴメ営業推進課の管理栄養士・小林宏昭氏に講義・調理実習を受け、独自のレシピ作りに挑戦した。参加した生徒たちがそれぞれにメニューを考案したものの、昼食には不向きで価格も高くなる等の理由から不採用。今回はこの経験を踏まえた再挑戦で、煮込みハンバーグメニューに絞り込んだ。ポイントはトマトと相性の良い湖農味噌による旨み高いソース。

当日はびわ湖博物館の篠原徹館長が「日本人の野菜摂取量は依然低いとされるが、こうした健康メニューの提案で摂取量増加に貢献したい」と挨拶。湖南農業高校の井上升二校長は「メニュー作りは子供達の力だけでは出来なかった。カゴメさんにご指導頂き、大人の力を見せて頂いたことが、子供たちの今後に大きく役立つと思う」と話した。また、飛び入り参加した三日月大造知事は「皆さんのメニュー作りには感謝している。積極的に啓蒙していきたい」と意欲を示した。

この後、湖南農業高校の岸田那古都さん、筒井幸弥さんによるメニュー説明と試食会が行われた。三日月知事は「トマトの酸味、味噌の甘みが意外にマッチして、飽きの来ない味わい」と絶賛。また、メニュー作りの感想を生徒達に聞くと「完成まで5カ月も要したことが大変だった」(岸田さん)、「想像以上においしく出来上がった」(筒井さん)とそれぞれに想いを述べた。

生徒達に指導したカゴメの小林氏は「トマト素材を使用したメニュー考案として、生徒達は春巻や揚げ物など、通常トマトでは連想しないユニークなメニューを考えてくれた点が新鮮だった」とコメント。

カゴメの堀井一彦執行役員大阪支店長は「当社社員にとって、若い世代との交流は良い経験になった。トマトソースと味噌という自由な発想で新メニューが出来た。当社のブランドステートメント〝自然を美味しく楽しく〟を実践できた」と評価した。

なお、湖南農業高校には琵琶湖博物館から感謝状が、カゴメから記念品が贈られた。

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