THE FOOD WEEKLY

調味料・香辛料

エバラ食品工業/プチッとごはんズ(55)

投稿日:2018年5月21日

残りご飯メニューに革命

エバラ食品工業が2月に発売した新商品「プチッとごはんズ」が好調だ。残りご飯のメニュー提案として〝煮込み〟〝炒め〟の2通りの使い方ができるポーション容器入り調味料。発売2カ月で年間目標の4割を出荷した。4月からはテレビCMも放映し販促にも力が入る。開発の背景などをマーケティング部の豊田理恵氏に聞いた。

―開発背景は。
豊田 開発会議でメンバーが「炊いたご飯が日常的に余り、使い道に困る」と言ったのがきっかけ。調査を進めると主婦の82%が炊いたご飯が「残りご飯」になると回答。残りご飯の多くは冷凍され主に炒飯、雑炊に使われるが家族からの評判は悪く、レパートリーがマンネリ化していることが分かった。そこで残りご飯を活用する新たな調味料にチャンスがあると考え開発に至った。
―こだわったのは。
豊田 市場に炒飯や雑炊の素は多数あり差別化を図るため煮込む、炒めるの2通りの調理に使える2way(ツーウェイ)を両立した。
加える具材も卵に限定し簡便性を訴求する。ただ煮込むのと炒めるとでは調理法が全く違い、ゼロからの品質設計と調味液の繊細なブレンド技術を要した。香味油の工夫など100以上の試作品を重ねようやく完成した。例えば「チキントマト味」は煮込めばトマトリゾット風、炒めるとチキンライス風が簡単に作れ、満足いく味わいに仕上がった。
―発売後の反響は。
豊田 新発想の商品で不安もあったが利便性が支持され好調な販売は嬉しい。認知拡大へ店頭試食、サンプリングの展開、今後はラインアップの拡充も計画している。

2018年5月21日付

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