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麺類

エースコック/スーパーカップMAX(57)

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麺増量の進化で話題

大盛りカップめんのパイオニアと言えばエースコックの「スーパーカップ1・5倍」。発売30周年を機に主力3品を9月25日から大幅リニューアルし「スーパーカップMAX」へと進化させ話題を呼んでいる。リニューアルの経緯と商品特長について、マーケティング部商品開発グループⅠの山川大輔係長に聞いた。

―リニューアルの経緯は。
「スーパーカップ1・5倍」は1988年に現社長の村岡寛が開発を指揮。当時は外食の普及も影響し、即席麺市場が縮小に転じ始めた頃。そこで本格的な商品の開発を目指す中、カップめんのヘビーユーザーの若者には量が足りていないのでは―という考えから開発が進み、ヒットした経緯がある。

今年は発売30周年の節目を迎え、さらなる価値向上が求められていると感じ、商品の大幅リニューアルを行う事とした。高校生ら若年層に一層支持される商品開発を目指し、アンケートやグループインタビューを実施。食べ応えや濃厚な味わいに強いニーズがあると確認できた。そこで主力3品(しょうゆ、みそ、とんこつ)を、麺重量90gから10g増量し100gに変更。圧倒的満足感を意味するMAXと名付けた。麺重量を増やすことには社内でも様々な意見が出たが、若年層深耕のためには欠かせない要素として理解を得られた。

―商品特徴と発売後の状況は。
麺重量を100gにした点が最大のポイントだがスープも刷新。ボリュームのある麺に負けない本格的な味わいに仕上げている。しょうゆは従来の味わいが好評のためほぼ変更は無いが、みそはポークの旨みとコクを強め、とんこつはスパイス感を高めた。

プロモーションはWebとテレビCMで戦略を変えた。Webは若年層の興味や関心を高めるべく、YоuTube、Twitter、TikTоk等を活用。想定を大きく上回る数千万アクセスを記録し大きな反響が出ている。テレビCMは主婦を含む全ての層にインパクトを高め訴求。タレントの笑福亭鶴瓶さんとTKOの木下隆行さんを起用した。

リニューアルによる販売計画はMAX3品で9月25日から年内は前年同期比130%の出荷を計画。プロモーションの反響もあり現状は計画通りの出荷状況だ。

―スーパーカップブランドの戦略は。
主力3品はMAXとして展開し、その他フレーバーはやみつきシリーズとして幅広い消費者に訴求。麺重量は90gで展開する。

さらに今年は周年記念のコラボ商品投入で需要を喚起。大塚食品「ボンカレー」、菓子「プリングルズ」、外食店「バーミヤン」とコラボした。記念商品は年内にまだ計画している。

2018年12月3日付

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