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パスタソースを肉・魚・卵料理へと幅広く/キユーピー

投稿日:2019年8月1日

新ブランド「アレンジプラス」3品を展開

瓶入りパスタソースの新シリーズ「アレンジプラス」3品をエリア限定発売

キユーピーは瓶入りパスタソースの新シリーズ「キユーピー アレンジプラス」を8月16日から発売。昨今の調理ニーズに合わせ、ソース1つでメニューが決まり、汎用性が広がるパスタソースとして提案する。

新商品は爽やかなマスカルポーネチーズとロビオラチーズの酸味が特徴の「トマト&マスカルポーネソース」、香ばしいガーリックと具材感でシンプルに仕立てた「トマト&ガーリックソース」、バジルの風味とドライトマトの凝縮されたうま味が楽しめる「トマト&バジルソース」(各290g、350円)の3品を展開。今回、汎用性のあるソースを実現するため、甘みとうま味が凝縮したイタリア産トマトのみを使用し、原料の加工から瓶詰までをイタリアで行う。

まずは首都圏・中部・近畿エリア(新潟、長野、富山、石川、福井県を除く)および通信販売で先行販売を開始し来春の全国展開を目指す。またテレビCMを10月下旬から放映する。販売目標は小売ベースで2億円。

櫻木執行役員家庭用本部部長

7月30日に渋谷オフィスで説明会を開催し、パスタソース市場や新シリーズの開発経緯などの説明が行われた。

同社が昨年実施したパスタソースの調理実態調査によると、市販用パスタソースを他のメニューに使う人の割合が約3割以上という調査結果を受け、パスタソースの潜在的なアレンジニーズに着目。ニーズ分析では、消費者がパスタソースに簡便さを求める一方、容量や具の種類、栄養バランスなどに不満点を持っていると指摘。そこで今回、素材本来の具材感を残しつつ、パスタ以外の肉・魚・卵料理など幅広いメニューに使える汎用性の高いソースの開発に至った。

櫻木康博執行役員家庭用本部本部長は「消費者のライフスタイルが変化し、簡便・即食商品が増加する一方、加工度が高くアレンジの可能なパスタソースのニーズが高まっている。今後も家庭の調理実態に合わせた商品開発を進め、多様化する消費者ニーズに対応していきたい」と語った。

「トマト&マスカルポーネチーズ」でエビとズッキーニのパスタを調理実演

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