THE FOOD WEEKLY

Pickup 調味料・香辛料

広島大教授も協力し体内冷却グルメ/ネスレ日本

投稿日:2019年5月16日

氷のコンソメで暑熱対策を

ネスカフェ原宿で提供する「氷のコンソメ 野菜スムージー」

ネスレ日本は暑い夏を乗り切る暑熱対策に有効な〝体内冷却グルメ〟として「氷のコンソメ」を提案する。ネスカフェ原宿のほか全国79店舗のホテルやレストランで5月中旬から順次提供される。

「氷のコンソメ」は調味料ブランド「マギー 無添加ブイヨン・コンソメ」ベースのスープに、ハーブやスパイスなどを加え凍らせた後、ハンディタイプのかき氷器で削り、冷製スープやサラダ、パスタにかけ〝冷やしゃり食感〟を楽しむ。今年は温熱生理学などの視点から身体の仕組みや、体温調節中枢機構に関する研究に取り組む長谷川博広島大学総合科学研究科教授の協力のもと、暑熱対策に有効な内部冷却法(体の外部以上に内部を冷やすことの重要性)のひとつとして啓蒙し、夏場のコンソメ需要の活性化を目指す。

暑熱対策に有効な内部冷却法の重要性を解説する広島大学長谷川教授

「氷のコンソメ」の取り組みを語る小山内食品事業部長

5月15日にネスカフェ原宿で「暑熱対策メニュー発表会」を開催。小山内達朗食品事業部長は3年目を迎える「氷のコンソメ」の取り組みについて、「今回、細かい氷の粒を体内に摂取することで、暑熱対策に有効であることが判明した。今年は夏場の飲食店の集客力強化に加え、来店客に向けた暑熱対策情報の提供および啓蒙を行う」と説明。また、広島大学の長谷川教授が暑熱対策に有効な内部冷却法の重要性を解説した。

さらにメニューを提供するヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルの齊藤藤悦夫シェフが「冷製雲丹のフェデリーニ 魚の氷コンソメ添え サフラン風味」(税・サービス料込3600円)、Picoti Picota日本橋髙島屋店の瀬戸孝料理長が「かき氷のガスパチョ リコッタチーズとレモネード」(756円)、ネスカフェ原宿の武藤清文商品開発マネージャーが5月16日~8月の期間提供する、月ごとに変わる3種の「氷のコンソメ 野菜スムージー」(580円)を実演。今後は全国の飲食店でオリジナルレシピが創作され、夏場に向け順次提供される。

previous arrow
next arrow
Slider

WEB先行記事

-Pickup, 調味料・香辛料

Copyright© フードウイークリーWEB|週刊食品 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.