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THE FOOD WEEKLY

TOPICS 健康・栄養 その他

極端な紫外線対策を問題視(上西教授)/雪国まいたけ

投稿日:6月1日

ビタミンDに世界が注目 マイタケに含まれる豊富な栄養素

マイタケのトップメーカー・雪国まいたけ(新潟県南魚沼市、足利巌社長=写真=)は、同社初のメディアセミナーを5月30日に都内で開催。「紫外線の季節こそ〝まいたけパワー〟感染症予防、アレルギー対策、血管の健康にも」をテーマに、女子栄養大学栄養学部の上西一弘教授が、マイタケに多く含まれるビタミンD(以降D)の重要性を説明した。
マイタケは食物繊維や独自成分のマイタケα―グルカンなど様々な栄養素を含む。中でも近年注目を集めるのがDの含有率。Dは食品では魚やキノコ類に多く含まれ、また適度に紫外線にあたれば皮膚で合成される。Dはカルシウムやリン等のミネラルの代謝や恒常性の維持、骨の代謝に関係し、不足すれば子供ではくる病、成人では骨軟化症を引き起こすリスクを高める。 国民健康・栄養調査によると、Dの1日に必要な摂取目安量は5.5㎍で、現状7㎍グラム以上摂取出来ている。しかし、諸外国、例えばアメリカやカナダでは摂取推奨量を15‌㎍(70歳以上は20‌㎍)とし、牛乳などに添加した商品が多く流通する。またイギリスではパンに添加した商品も多い。
上西教授は血液中のD濃度〈血清25(OH)D濃度〉が低い、特に20代女性で全く不足している現状について「極端な紫外線対策」の可能性を指摘。「骨の健康状態の視点では日本人のD摂取量は足りない」と語る。
また、Dに関する研究論文が近年世界的に増えており臨床試験も増加。当初注目された筋力の維持だけでなく、糖尿病、高血圧、循環器疾患、呼吸器感染症、アレルギー、がん等との可能性を指摘する内容が多い。
Dは体内に入ると活性型ビタミンDとなり、腸や骨だけでなく様々な場所で作用し、免疫力を高め、風邪をひきにくい体にする。また、血液中のD濃度が高い子どもは小児アレルギー性喘息のリスクが低く、成人男性はアレルギー性鼻炎のリスクが低いことも判明し、花粉症との関係でも注目を集めている。
食品では魚類が最も多くDを含み、主なものではサケが1切れで25.6㎍。また、キノコ類ではマイタケが100gで4.9㎍を含有する。上西教授は手軽に毎日摂取できる野菜としても、マイタケで効果的にDを補給することを推奨し、雪国まいたけの製品を使ったレシピ監修も行う。

同社は国内人口の高齢化が進む中で、キノコ類への支出金額はやや減少にある中、マイタケの消費拡大が続いていると説明。特に近年は野菜相場の変動幅が大きく、価格が安定するマイタケは栄養価も含めて利点が大きいとアピール。足利社長は「健康寿命にマイタケの秘められたパワーで役立ちたい。今後も有意な情報発信を続けていく」と語る。
同社の国内シェアは約半分で首位。需要期は秋冬が中心ながら、今年は春先も昨年を上回る高い出荷を続け、現在、滋賀県蒲生郡竜王町で新たにパッケージセンターを建設中(投資額6億円)。9月の稼働を目指している。
輸出ビジネスにも前向きで既にマレーシアやシンガポール向けに輸出を始めており、今後は東南アジアを中心に事業を拡大したい考え。アジア圏でもダイエット志向が高まり、キノコ類への関心が高まっているという。

1日100gの摂取を推奨

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