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無菌米飯の新工場「聖籠ファクトリー」が本格稼働/佐藤食品工業

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4月期は増収増益の好決算~米飯初の200億円超え

聖籠ファクトリー正面入口

佐藤食品工業は6月から稼働を始めた包装米飯の新工場「聖籠ファクトリー」を6月10日に報道陣に公開。また同日発表した2019年4月期決算の概況を佐藤元社長が説明した。

成長著しい包装米飯事業において、北海道、東港に続く3番目の工場として約50億円を投じ、新潟県北蒲原郡聖籠町に新工場「サトウのごはん 聖籠ファクトリー」の建設を昨年8月から開始、今年4月30日完成した。5月の試験運転を経て、6月から本格稼働に至った。新工場は1990年東港工場以来、新ラインは2006年に同工場での増設以来となる。敷地面積は約2.8万坪(建築面積約3500坪)。全長60m、日産20万食(年間6500万食)の最新鋭高速ラインを導入。年間2億3500万食体制から3億食の供給を可能にする。

同工場の特徴は、包装工程に独自の「異物センシングシステム」を導入するなど、高いフードセーフティとフードディフェンスによる安全性。さらに生産設備には12食釜を初めて採用するとともに自動化および無人化を進め、エネルギー効率を高めることで環境負荷低減にも貢献する。さらに同社初となる見学通路が設けられ、今後は広く公開する予定で、7月から受付を開始する。

聖籠ファクトリー外観

会見する佐藤社長

また、新工場公開後、近隣に位置する東港工場で佐藤社長が会見し4月期決算概要を説明した。

連結業績は売上高409億円(前期比105.7%)、営業利益11億7900万円(138.7%)、経常利益13億4700万円(139.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益8億9200万円(137.0%)の増収増益で着地した。

包装米飯が8期連続で過去最高売上を更新するとともに、初の200億円の大台突破となる7.8%増の210億1900万円。さらに包装餅も3.7%増の198億5000万円(内、鏡餅は2.4%増の36億8000万円)と大台が目前。佐藤社長は「包装餅市場は縮小傾向が続く中、独自のながモチフィルムが消費者に着実に認知され始めている」と手応えを口にした。

また今期業績予想は、売上高418億円(102.2%)、営業利益7億円(59.4%)、経常利益8億6000万円(63.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益5億3000万円(59.5%)。新工場の減価償却費が影響し減益を予想。包装米飯は2.8%増の216億円、包装餅は1.7%増の201億8000万円を計画。包装米飯は上方修正が見込まれるほか、包装餅は初の200億円突破に期待。

佐藤社長は米飯市場の成長性について、「まだまだ伸ばす余地はある」と語る。人は年に1000回の食事機会のうち、日清食品「カップヌードル」は5個、マクドナルド「ハンバーガー」は10個食べられているのに対し、「サトウのごはん」はわずか2個に止まっている現状を例に挙げた。

さらに既存2工場での体制について、「これまでフル稼働してきただけに、メンテナンスの時間をしっかり設けたい」と語り、現時点での能力増強の考えは無いという。

今年の包装米飯の販促プロモーションでは、ご当地アイドル・Negiccoを起用した新CMを通じて「ふっくら釜炊き」をPR。7月21日から9月20日にかけては聖籠ファクトリー竣工記念キャンペーンも実施する。「サトウのごはん」NB全商品を対象に、A賞「アサヒスーパードライ鮮度ギフトキット」(350ml缶×18本)、B賞「サトウのごはん 新潟県産新之助20食」がそれぞれ3000人、合計6000人に当たる。

なお、佐藤社長は聖籠ファクトリーについて、「構想段階の90%程度しか完成していない」と語り、ゲストハウスの増設等を通じて産業観光の一翼を担う考えを示すとともに、「まずは社員の家族を招待したい」と笑みを見せた。

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2019年6月24日付

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