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電子レンジ専用調味料を開発/味の素

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和食ライフサポートへ だしパックやFDみそ汁

味の素 春季新製品

味の素グループは「2019年春季味の素グループ施策商談会」を1月10日、東京の品川プリンスホテル・アネックスタワーで開催。また、メインタワーではメディア向け説明会を開き、味の素、味の素冷凍食品、味の素AGFの3社がそれぞれ春季新製品の狙いを説明した。

味の素・森島千佳執行役員食品事業本部家庭用事業部長=写真=は4―12月販売状況について、「Cook Do」等の新製品も好調に推移し前年同期比101%とレビュー。春季新製品では、①「かけてチン♪温菜おかず」②「まるごと野菜ベーカリー」③「ほんだし®濃厚だし」④「具たっぷり味噌汁」に注力する。発売日は②を除き2月18日。

「かけてチン♪温菜おかず」は副菜用電子レンジ調理専用液体調味料。バーニャカウダ味(105g)、コクうま黒酢味(111g)の2種。好みの野菜100g(副菜2人分)に大さじ1杯をかけてレンジで2分前後。野菜の栄養を逃さず、本来のおいしさを最大限に引き出せる。約6回分入り。レンジ調理に最適な配合(濃度・粘度)は特許出願中。ターゲットは有職主婦。販売目標は7億円(消費者購入ベース)。

「まるごと野菜ベーカリー」は、簡単に野菜が摂れて食事代わりにもなる、100%野菜からできた新感覚の栄養バランスバー。100%かぼちゃ(31.8g)、100%トマト(33.9g)の2種類。1本で1日に必要な緑黄色野菜の3分の1が摂取できる。ターゲットは20~30代の有職女性。もっちり&しっとり食感はデスクでもこぼれない、手を汚さない商品設計。アミノ酸を用いた新食感制御技術は特許出願中。首都圏と長野県、1都8県のコンビニで2月13日から先行発売。販売目標は3億円。

「ほんだし®濃厚だし」(8g×6袋入り)は、「ほんだし®」ブランド最上級のだしパックタイプ。だしパックの発売は初。独自の焙乾技術を使用したかつお荒節を始め、かつお本枯れ節とさば枯れ節、昆布、椎茸、焼きあごの国産だし素材6種がたっぷり詰まっている。水から入れて沸騰後2分煮出すだけ。販売目標は5億円。

「具たっぷり味噌汁」は、風味豊かな顆粒だし味噌を使用し、サッと溶けやすい新形状の具だくさん個食味噌汁。なす(15.4g)、ほうれん草(13.1g)、豆腐(13.8g)、きのこ(12.5g)の4種類を1都7県、また、同社通販サイトでは減塩タイプ4種も含めて新発売。テレビCMを5月下旬に700GRP投下。6月中旬には新聞広告も予定。販売目標は6億円。「ほんだし®」に加えて、2つの新製品でおいしく健康的な和食ライフをサポートする。

この他、新製品10品とリニューアル品19品を発売。新製品では「お肉やわらかの素」に、タンドリーチキンとハーブチキンの2種類。「Cook Do」シリーズに、よだれ鶏用、ふかひれ麺用、鶏だし白湯麺用。「同 きょうの大皿」シリーズに、肉そぼろ豆腐用。「クノール」では海鮮チゲスープ、たっぷり野菜で満たされたいときのスープごはん用〈トマトリゾット風〉など。

なお、味の素冷凍食品・下保寛常務執行役員マーケティング本部国内統括事業部長が、今春注力するギョーザ、炒飯・ピラフ、から揚げに絞ってプレゼン。味の素AGF・古賀大三郎事業本部リテールビジネス部長も注力するスティックとインスタントコーヒーの取り組みを説明した。

2019年1月21日付

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