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THE FOOD WEEKLY

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新宅配サービス開始/ネスレ日本

投稿日:10月8日

佐川と共同で通販強化

 

エコハブを使用した宅配の新サービス

ネスレ日本は佐川急便と共同でインターネットを活用した新たな宅配サービスを開始する。9月26日都内で開催した下半期戦略発表会の中で、高岡浩三社長兼CEO=写真=が詳細を説明した。

高岡社長はまず上半期(1〜6月)業績を報告。ネスレグループでは売上高439億スイスフラン(約4兆9344億円)、オーガニックグロース(OG=為替変動、買収売却などの影響を除く売上伸長率)2.3%、実質内部成長率(OGから価格変動を除く数量ベース伸長率)2.5%、営業利益率16.11%(前期比20‌bps増=0.2ポイント増)。

一方、ネスレ日本はOG1.8%減、営業利益額14%減、営業利益率262bps減(2.62ポイント減)。4月に値上げしたネスカフェの影響に加え、牽引するEコマース事業において宅配を担っていたヤマト運輸との契約解消による物流コストの上昇が減収減益を招いた。しかし高岡社長は「社長に就任して9年。初めてマイナスの業績を発表するが、これは計画通り。むしろ計画を上回る業績」と強調。続けて日本が直面する新たな現実として共働き世帯の増加と人手不足をあげ「特に人手不足は物流費の高騰、物流キャパシティの不足を引き起こしている」と指摘した。

そこで同社は10月1日から佐川急便と共同で宅配問題を解決する新サービス「MACHI ECO便」を東京、大阪の一部で開始。従来の宅配ドライバーが荷物を届けるのではなく、宅配ドライバーは「ECO HUB(エコハブ)」と呼ばれるストックポイントに届けるだけ。エコハブは専用の宅配ロッカーもしくは取り組みに賛同する協力者の自宅、店舗などが担い最終配送を行う。

サービス利用者(商品購入者)は、近所のエコハブに商品を取りに行くか、近所のエコハブから商品を配達してもらうかを選択。自身で取りに行く場合は代金から割引を受けることができ、エコハブの協力者にも手数料を還元する。

佐川急便は荷物をできるだけ1つにまとめエコハブへ配送することで、トラックからのCO2排出量の削減に繋げる。エコハブからも原則として徒歩、自転車で配送し、最終配送は段ボールではなくオリジナルエコバッグを提供することで「地球にやさしい新たな配送サービス」を訴求する。

今後はネスレの商品に加えファンケル、ルピシアも対象となる。早期に㈱MACHI ECOの設立、事業拡大を図り、2025年末までに利用者100万人を目指す。

高岡社長は新サービスについて「エコハブを拠点とすることで、同じ地域の人と人が繋がる、世代の枠を越えた地域のコミュニティの創出も期待できる。従来の宅配よりコストもかからず今後は地域を拡大したい」と期待を寄せる。さらに「新サービス、ネスカフェの価格浸透により通期のOGは1%増を見込む」と業績への期待を見せた。

2018年10月8日付

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