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THE FOOD WEEKLY

TOP NEWS 飲料

需要期へ市場活性化期待/飲料大手2社が大型商品

投稿日:5月1日

1~3月の清涼飲料市場は前年同期比102%と好スタートを切った。各社の新商品攻勢、気温の上昇も後押しとなった。カテゴリー別では水、緑茶、麦茶が好調に推移したほか、昨年から話題の小型PETボトルコーヒーも充実し飲料の無糖化の傾向が顕著に現れている。さらに夏場の需要期に向け大手2社が、それぞれカテゴリー№1ブランドから大型新商品を投入する。炭酸水、小型PETボトルコーヒーとトレンドを抑えた商品構成で一層の市場活性化が期待される。

スノーピークと炭酸水強化/サントリー食品

沖中執行役員㊧とスノーピーク山井太社長

サントリー食品インターナショナルは「サントリー天然水」において課題の炭酸タイプを強化する。
「天然水」はミネラルウォーター№1ブランドながらタイプ別の市場シェアではプレーン、フレーバーが1位なのに対して、炭酸はアサヒ飲料「ウィルキンソン」に次ぐ2位。そこで今回アウトドア企業「スノーピーク」との共同プロジェクト「山のむこう」を立ち上げ、コラボ商品を発売することで炭酸でも1位を獲得し、ミネラルウォーター№1ブランドとして盤石の体制を整える。
4月18日には都内で会見し、サントリー食品の沖中直人執行役員ジャパン事業本部ブランド開発第一事業部長が共同プロジェクトの概要を説明。プロジェクトは両者が共通して使命と考える「自然とのふれあいによる人間性の回復」をテーマに、身近な存在である「天然水」の「日常」とスノーピーク社が得意とするキャンプの「非日常」を融合。共同で商品開発や南アルプス、奥大山、阿蘇といった水源地でのキャンプ場開発を進める考え。
「天然水」の2017年の年間販売量は1億800万(前年比107%)。好調なフレーバータイプに加え、柱であるプレーンが安定した成長を続けている。沖中執行役員は「現代人はストレスが多い追い込み社会に生き、心と体のバランスが崩れた状態だ」とし、その状態を正常に戻すために〝清冽な空気ごと取り込みたい〟という消費者心理のもと「天然水」が飲まれていると分析する。
心と体のバランスを保つには「弛緩」と「刺激」が求められるとも指摘。近年は「弛緩」を訴求するフレーバータイプを強化してきたが、さらなる成長に向け「刺激」を訴求する炭酸タイプの強化も必要だと説いた。
そこでスノーピーク社との共同開発商品第1弾として「南アルプス スパークリング」「同 レモン」(500mlペットボトル、100円)、一部コンビニ限定で「同 グレープフルーツ」(同)を4月24日から発売した。従来品の約1割増と「天然水」ブランド史上最強ガス圧、開栓時の「ポン」と音が鳴る仕組みなど味覚、聴覚で刺激的な爽快感が楽しめる。スリムな新型ボトルも採用し、飲用中の最大流量が上がり炭酸の体感刺激も向上した。
発売に合わせ歌手の宇多田ヒカルを起用する新CM「SWITCH&SPARKLING!」篇も放映しコミュニケーションにも力を入れ、炭酸タイプの第2~3弾商品も予定している。
フレーバータイプでは昨年〝透明な紅茶〟としてヒットした「PREMIUM MORNINGTEA」シリーズから「同白桃」(550mlペットボトル、131円)=写真=を5月8日から新発売。「同 レモン」(同)も紅茶の香りを見直しリニューアル発売する。
課題の炭酸タイプをはじめプレーン、フレーバーと全方位強化により18年の「天然水」は年間販売量1億1125万(104%)を計画。「天然水」は昨年全飲料のブランドランキングでも2位に躍進し、沖中執行役員は「20年までには1位を獲得したい」と意気込みを見せた。

満を持し小型容器に参入/コカ・コーラ

コカ・コーラシステムは小型PETボトルコーヒージャンルに本格参入する。
小型PETボトルコーヒーは昨年のサントリー食品「クラフトボス」が火付け役となり伊藤園、UCC上島珈琲、ダイドードリンコ、アサヒ飲料が新商品を発売。缶コーヒーを飲まなかった女性、若年層を取り込み市場が一気に拡大。
コカ・コーラは大手では最後発ながらコーヒー飲料№1「ジョージア」のブランド力を活かし、満を持して新商品「ジョージア ジャパン クラフトマン」を5月14日(一部流通は4月23日)から発売する。水出し抽出による苦味や酸味、雑味を抑えたコクとすっきりとした後味の「ブラック」(130円)と、なめらかな口当たりの国産牛乳を加えた「カフェラテ」(149円)を揃える。グラスボトル風の専用容器を開発しクラフト感あるラベル、ブランドロゴは浮き出し加工を施すなどスタイリッシュなデザインに仕上げた。
4月18日には都内で発売記念イベントを開催。日本コカ・コーラマーケティング本部コーヒーグループマネジャーの脇若英輔氏は新商品について「普段からコーヒーを手に取る機会が少ない若年層や女性層を開拓し、『ジョージア』ブランドの新規飲用ユーザー獲得とシェア拡大を図る」と意気込みを見せた。
会場には発売日から放映のテレビCMに出演する俳優の勝地涼、女優の広瀬アリスに加え、ゲストとしてお笑い芸人のひょっこりはんが登場。カフェの店長に扮したひょっこりはんが商品に関するクイズを出題し会場を盛り上げた。発売を記念しエンタテインメントロボ「aibo」が当たるプレゼントキャンペーンやSNSを活用した販促にも注力する。=写真は右から脇若マネジャー、勝地さん、広瀬さん、ひょっこりはん

2018年4月30日付

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