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不満解消へ新たな挑戦

投稿日:2月12日

消費喚起のカギを握る最も重要なポイントはメーカーの商品開発だ。「簡便」「健康」「こだわり(本格)」など、多様化する消費者ニーズに対応する新商品が今春も数多く登場する。本紙も年明けから毎号、新商品の動向をクローズアップしてきたが、先週発表された日清フーズと日本製粉の新商品にも、閉塞感を強める市場の起爆剤として期待される新提案や、高まる個食化ニーズから更なる成長が期待される市場に対する新しい挑戦が盛り込まれた。奇しくも小麦粉、ミックス粉、パスタ、パスタソース、冷凍食品でしのぎを削る両社が異なる視点で新たな提案を通じて強力に市場にアピールする。まずはその一端に注目した。

日清フーズ「日清 水溶きいらずのとろみ上手」
とろみづけが快適に

家庭用小麦粉、ミックス粉の最大手、「日清」ブランドを展開する日清フーズが国内人口の減少と高齢化、働く女性の増加を背景に今後の縮小が予想される小麦粉とミックス粉市場に対して、簡単・便利を追求した〝日清クッキングボトルシリーズ〟で市場の活性化に挑戦している。
日清クッキングボトルシリーズは薄力粉、天ぷら粉、から揚げ粉、卵不要のパン粉を展開し累計1800万個の販売を突破。小麦粉・ミックス粉カテゴリーを活性化するヒット商品として注目を集めている。この春は第5弾として、既に卸店展示会などで大々的に紹介してきた「日清 水溶きいらずのとろみ上手」(ボトルタイプ100g/260円)を2月20日から全国へ新発売すると、2月7日発表した。
同商品は消費者が片栗粉に抱く「粉が舞って台所が汚れる」や「保管し難い包装形態」といった不満を解消することに着目し、馬鈴薯でん粉に加え、数種類のでん粉と加工でん粉を独自配合でブレンドして顆粒状にした。ボトルから調理中にそのまま振りかけるだけで、一般的な片栗粉を水溶きする手間が省ける。またシリーズ同様に、ふり出しとすり切りの使い分けができる専用ボトルを採用して、詰め替え用(チャック付180g/300g)も用意した。
片栗粉を使うメニューは麻婆豆腐や唐揚げ、炒め物、揚げだし豆腐、酢豚などが一般的。中でもとろみづけと唐揚げの用途が多く、少量使いする消費者が多い(約7割と推察)。また、片栗粉の市場規模は薄力粉の8割程度のボリュームで、消費者の購入率はほぼ同じ水準にあると同社では見ている。ちなみに片栗粉のボトル入り商品が既に流通しているが、加工食品事業本部長の岩橋恭彦取締役は「当社商品は独自配合で唐揚げする際の粉吹き加減が良く、サクサク衣に仕上がる」と他との違いを強調する。
また、既存品「日清 いろいろ作れる から揚げ粉」の品質とデザインを一新し、「日清 いろいろ作れる 味付け用ミックス」として新発売する。今回は汎用性が確りと伝わるネーミングとデザインに変更するとともに、まろやかなしょう油味をベースにガーリックをアクセントにした味わいに変更した。ボトルタイプ(130g)は260円、詰め替え用(100g)は170円。
さらにテレビCMやレシピ動画、SNSなど消費者とのコミュニケーション戦略も強化する。

日本製粉「オーマイ 具の衝撃」
圧倒的な具材料を実現!

激しい商品開発競争とシェア争いで消費を拡大する冷凍パスタ市場。冷凍パスタブランド№1(同社調べ)をアピールする「オーマイプレミアム」を販売する日本製粉が冷凍パスタジャンルで〝ReadytoCook〟を目指す「TOKYOPASTA」に続く新たな挑戦として、圧倒的な具材量を誇る新ブランドを発売する。
ブランド名は「オーマイ 具の衝撃」。冷凍パスタのコアユーザー層である40~60代女性を対象に調査をしたところ、冷凍パスタに対する不満で最も多かったのが「具材量の少なさ」だった。さらに「野菜たっぷり」が購入の決め手となることも分かった。そして今回開発に至ったのが具材の量が従来品との比較で5.5倍、内容量の4分の1以上が具材という、具材の圧倒的な存在感が特徴の「オーマイ 具の衝撃」2種を3月1日から全国に発売する。
メニューは「ペペロンチーノ」と「バジルトマト」の2種類。各300g。例えばペペロンチーノの場合、既存品「オーマイ パスタ!パスタ!」の具材は15.6gだが新商品は86.1gと圧倒的な存在感。価格はオープンだが、同社は500円前後を想定する。しかも環境配慮の観点から紙トレーには森林認証紙を採用している点も訴求ポイント。
市場には今春も冷凍パスタの新商品が数多くエントリーする。生パスタや大盛りジャンル、またアッパー商品の提案が多い中、日本製粉は新ブランドによる新たな切り口で市場の活性化に挑戦する。

2018年2月12日付

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