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今年は4年ぶりの高値か/三輪素麺

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奈良・大神神社で恒例の卜定祭ひらく

池側理事長が挨拶

三輪素麺の相場を占う神事「卜定祭」が2月5日、奈良県桜井市の大神神社で今年も行われた。

主催は奈良県三輪素麺工業協同組合(池側義嗣理事長)と奈良県三輪素麺販売協議会(池田利一会長)。神事には三輪素麺関係者と全国乾麺協同組合連合会の髙尾政秀会長、日本手延素麺協同組合連合会・兵庫県手延素麺協同組合の井上猛理事長ら約60人が列席。神主によるお祓い、巫女の浦安の舞、関係者の玉串拝礼が催行、地元有志による三輪素麺掛け歌も披露された。卜定の儀は三輪素麺の卸価格相場を高値・中値・安値の中から占う。今年の三輪の誉厄前18㎏は4年ぶりの高値1万1000円となった。

直会挨拶で池側理事長は「昨年は梅雨明け後の猛暑で順調な出荷だった」と回顧。来賓挨拶で髙尾会長は「乾麺は毎日消費者に選挙されているようなもの」とし、さらなる品質の向上を求めた。さらに井上理事長は安全安心志向に対応した品質向上に加え、消費者ニーズに対応した提案が不可欠とし、「手延素麺は世界一細い麺として世界に発信できる魅力ある商品」と期待を寄せた。

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