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三鷹の森ジブリ美術館の新企画展示に協賛/日清製粉G

投稿日:2019年11月18日

『手描き、ひらめき、おもいつき』展~ジブリの森のスケッチブックから~

左から渡辺ローソンエンタテインメイン社長、安西館長、安達日清製品グループ本社総務本部広報部長

東京都三鷹市の三鷹の森美術館(安西香月館長/運営:公益財団法人徳間記念アニメーション文化財団)で、11月16日から新企画展示「『手描き、ひらめき、おもいつき』展~ジブリの森のスケッチブックから~」がスタート。オープン前日、報道陣に公開された。

2001年10月の開館以来、〝お客様に面白いものを提供し、楽しんでいただく〟という考えのもと、建物や展示物を作り続けてきた同美術館。今回の展示では、その創作の過程を宮崎駿監督自身が描いた絵や文章を中心に紹介する。第一室では、第1回目の企画展示「千と千尋の神隠し」を皮切りに、宮崎監督が携わった企画展示を当時描いたスケッチや資料を元に、企画の誕生から実現までの過程を紹介。

第二室では、アニメーション制作会社のスタジオジブリが美術館を作った経緯や数々のアイデアが描きとめられたイメージボードのほか、同美術館の各階層がひと目で分かる立体模型を設置。さらに建設中の設計図面まで修正を入れる宮崎監督の建物への思い入れが見て取れる図面も初公開される。

企画展示は21年5月までの公開予定。協賛は日清製粉グループ、ローソンエンタテイメント。日清製粉グループは14年5月から同美術館の活動全般に協賛している。

一般公開に先駆けた内覧会には安達令子日清製品グループ本社総務本部広報部長、渡辺章仁ローソンエンタテインメイン社長が出席。安達氏は「当社は農産物の小麦を小麦粉にすることを生業にしており、小麦粉がケーキやパンとなって、その先にある食べる人の笑顔を思い描きながら日々商品を届けている。今回の企画展示も含め、同美術館が生み出す作品の先にも心温まる笑顔があり、そこには相通じるものがある。これから来館する多くの人に、温かい気持ちを持ち帰ってほしい」と想いを語った。続けて、宮崎監督と親交が深い画家の井上直久氏と安西館長によるトークショーが行われた。

同美術館は日時指定の入場予約制。入館料は大人・大学生は1000円、高校・中学生は700円、小学生は400円、幼児(4歳以上)100円、4歳未満は無料。毎月10日に翌月入場分のチケットをインターネットか電話、ローソン店内のLoppiにて販売。

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