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令和最初のお正月は自宅に鏡餅を/佐藤食品工業

投稿日:2019年11月8日

新発田工場で鏡餅出発式

鏡餅への想いを語る佐藤元社長

佐藤食品工業は、正月用鏡餅の本格的な出荷を前にした11月8日、新潟県の新発田工場で8回目を迎えた鏡餅出発式を執り行った。

地元・諏訪神社の神主による神事の後、無病息災、交通安全、商売繁盛を祈願されたお守りが、佐藤元社長から初荷を運ぶドライバーに手渡された。初荷は「サトウのサッと鏡餅 切り餅入り大」512ケース(約2t)が関東方面に向けて出荷された。

佐藤社長は令和元年、多くの災害に見舞われた1年を振り返り、「今年も暑い夏もあったが、農家の皆さんが良いもち米を作ってくれた。そのもち米で丹精込めて餅を作った。その鏡餅をご自宅に飾ってもらい、新しい時代・令和のお正月を迎えて頂きたい」と鏡餅への想いを語った。

神事、出発式後の直会では、同社祝い餅つき隊による2.5升分(商売が益々繁盛の意を込めて)のもち米を使った餅つきが行われ、今年も地元の保育園児が元気いっぱいに参加した。搗き立ての餅は、来年1月12日に開催の城下町しばた全国雑煮合戦に出品予定の「これいいわ~(令和)!すき焼き風鴨ネギ雑煮」として参列者に振る舞われた。

また、包装餅の5―10月販売状況について佐藤社長が言及。ながモチフィルム効果もあり前年を上回る推移。鏡餅商戦については「市場は商品の小型化が進み厳しいところだが、生産は昨年並みの1100tを予定。103%の販売を目指したい」と意欲をみせた。

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