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11月1日「紅茶の日」でPRイベント/日本紅茶協会

投稿日:2019年11月6日

初めてのサンプリングには大勢の行列が

巨大ベンディングマシンからはバッグプレゼント

日本紅茶協会は11月1日、「紅茶の日」にちなみ都内でプロモーション活動を展開。恒例のセミナーのほか、協会会員の有志企業による初のサンプリングも実施した。家庭用紅茶はインフルエンザ訴求も影響し、市場(4~9月)は前年同期比102%と堅調に推移。需要期を迎えさらなる消費振興が期待される。

記念ティーセミナー「11月1日は紅茶の日~もっと紅茶を楽しもう~」が東京・青山の明治記念館で行われ紅茶ファン120人が参加した。

紅茶の日(11月1日)は1983年に協会により制定された。1791年に伊勢国の船頭・大黒屋光太夫がロシアの首都ペテルブルグ(現在のサンクト・ペテルブルグ)で皇帝エカテリーナ2世の茶会に招かれ、日本人として初めて紅茶を飲んだ日に由来する。

堺弘行会長(三井農林社長)は協会の活動として、安全安心な紅茶提供に向けた国内外の窓口事業、宣伝普及事業、教育事業を紹介し、「今後も安全でおいしく、健康に良い紅茶を提供し、消費拡大に努めたい」と期待を述べた。

「美里の部屋」のゲストは元キリンビールの横向氏

記念セミナーの様子

トークショー「美里の部屋」では、タレントで協会認定名誉ティーインストラクターの岡田美里氏が登場。ゲストの国際生命科学研究機構事務局次長で、農学博士の横向慶子氏と「お客様においしさを届けるために 午後の紅茶開発から33年」について対談。横向氏は元キリンビール社員で「午後の紅茶」の開発に携わった経歴を持ち、当時のエピソードを交え、「新たな商品を生み出すには、商品や仕事に真剣に向かい合うことが大切」と説いた。

また、ミニコンサートでは、弦楽器ユニット「古典四重奏団」が、バイオリン、チェロでモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などを演奏した。

この他、東京駅前の商業施設KITTEで行われた無料サンプリングイベントには、協会の有志企業5社(三井農林、伊藤園、ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング、キリンビバレッジ、カレルチャペック)と、後援として参加した協会がブースを出展。各社ティーバッグや飲料の主力商品を約3000個配布した。会場中央には高さ2mの特製巨大ベンディングマシンを設置し、「寒い季節には、手洗い・マスク・紅茶を」の掛け声で、集まった大勢の来場者にイベント限定の手提げバッグをプレゼントした。

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