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日本雑穀アワード2019〈一般食品部門〉金賞を発表/日本雑穀協会

投稿日:2019年3月6日

15周年記念イベントを開催

授賞式の様子

日本雑穀協会は今年設立15周年を迎え、記念イベントを3月5日に都内で開催した。第1部の映画「いただきます みそをつくる子どもたち」の上映に続き、第2部では「雑穀の魅力と可能性を発信」と題し、日本雑穀アワード2019〈一般食品部門〉金賞授賞式が行われた。

同協会は雑穀の普及・啓発活動、雑穀産地や行政機関、企業等との連携、支援、情報共有を目的に2004年に設立。資格制度を中心とした人材育成、表彰事業による健全な市場形成を目指し11年からは日本雑穀アワードも催している。

今回、日本雑穀アワード2019〈一般食品部門〉金賞は、はくばく「雑穀のある暮らし 7種の黄色いブレンド」「同 8種の赤いブレンド」、あ・ぜんJAPAN「あ・ぜんNIPPON 発芽焼き玄米」、ベストアメニティ「玄米と雑穀の黒糖シリアル」「国内産 十六雑穀米(黒千石入り)」「雑穀ぜんざい」、森光商店「おいしく食べる 十六穀ごはん~選べる3つの栄養素~」「国内産 赤飯五穀米」、濱田精麦「大麦めん すこやか」「麦ごはん」が受賞。倉内伸幸会長=写真=は「近年、雑穀が健康関連などで注目される機会が増え嬉しく思う。アワードをきっかけに雑穀の付加価値を一層高めたい」と抱負を述べた。

なお、第2部では雑穀クリエイターの田中雅子氏と持田怜美氏による雑穀の魅力紹介。また、雑穀クリエイターの梶川愛氏、雑穀アドバイザーの藤﨑昌美氏と多次見侑加氏とが意見交換するパネルディスカッションも開かれた。

中でも田中氏は20年間自宅で料理教室を主宰し、10年前から雑穀を使ったレシピ開発に携わる。「雑穀は米と炊くだけでなくスープ、サラダ、主菜と素材としての活用方法をもっと伝えたい」と語った。

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