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自慢のコーヒーに行列続く/コーヒーサミット2019

投稿日:2019年2月12日

東日本コーヒー商工組合初のイベントが盛況

バリスタがハンドドリップで抽出

東日本コーヒー商工組合は2月9・10日、組合初の主催イベント「コーヒーサミット2019」を東京・二子玉川で開催した。組合企業17社のロースターが出展し、自慢のレギュラーコーヒーを無料で振る舞った。

イベントのコンセプトは「見つかる、わたしにぴったりのコーヒー」。〝味の見える化〟として味覚センサーを使い、酸味、苦味、複雑さ、コーヒー感、苦味の後味、コクの6つの観点を科学的に数値化した「味覚レーダーチャート」を掲示。来場者はチャートを目安にブースを訪れ、出展企業とのコミュニケーションを通じて自分好みのコーヒーを探す姿が見られた。

初日の天候はあいにくの雪だったものの開場から来場者が殺到。入場制限を行うほどの盛況を見せ、2日間で当初予想の約2倍の3910人が来場し近年のコーヒーへの興味の高さを示した。

現在、国内の喫茶店は減少している反面、消費者の嗜好性の高まりに合わせコーヒー業界では味へのこだわりは向上。今回はバリスタによるハンドドリップやサイフォン抽出などコーヒーの提供にも力が入り、改めて日本のコーヒーの品質の高さを示す機会となった。

畔栁一夫理事長(松屋珈琲店社長)は「会員企業が一堂に会するイベントは初めて。互いが切磋琢磨し、安心安全で良質なコーヒーを提供している団体であることがアピールできた」と手応えを口にした。

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